タオルとアロマオイルについて ~Aroma oil~
タオルとアロマオイル。
アロマオイルを使用されているサロンを経営されている方なら、よくご存じかと思います。
タオルを洗っても、何だかタオルがじっとりとした、重たい感じなままなのを。
そうなんです、アロマオイルを拭きとったり、オイルがしみ込んだりしたタオルは、普通の洗濯では、オイルがなかなか取れないのです。
アロマオイルの種類と性質。
アロマオイルマッサージ
オイルの種類や性質について、考えてみます。
オイルといっても様々で、「ホホバオイル」「アーモンドオイル」「オリーブオイル」「アルガンオイル」「スクワランオイル」など、それぞれに特徴(美容・スキンケア・リラックス・身体的効果・精神的効能など)を持った多くのオイルが存在します。
それらの基礎は「オレイン酸」という【不飽和脂肪酸】という油です。
油は水に溶けませんので、多くのオイル・油が付いたタオルは、洗濯しようとしても水を弾いてしまい、結果、タオルに浸透してしまったオイル・油は残ってしまうのです。
そうなってしまうと通常の洗濯では落ちきらないオイルが染みついたタオルは、【酸化による変色やシミ】また【タオルの劣化や毛羽】が出やすくなったり、タオルが【しっとり】したり、【重たく】感じたりするのです。
アロマオイルの付いたタオルの洗濯方法
アロマオイルと洗濯方法
そこで、やぎみつがお勧めする洗濯方法をお伝えします。
タオルに付いたオイルを洗濯するために、アロマオイルは酸素に触れると酸化してしまいますので、バケツに水と洗剤、重曹を入れ、使用直後、できる限りすぐに洗剤に漬け込みます。
さらに言うと水は、40~50度程度のお湯が尚良いです。
また油汚れに強い台所用洗剤で洗うのも、1つの方法です。
→やぎみつタオルが独自で製作したアロマオイル用洗剤もオススメです。
アロマオイルがスッキリと落ちたタオルは清潔感があり、サロンをより落ち着く空間にしてくれるかと思います。
※通常の洗濯洗剤では、オイルは落ちませんので、一緒に洗うものにも付着してしまいます。
「オイルの付いたタオル」と「そうでないタオル」は、別けて洗濯をした方が良いです。
アロマオイルの付いたタオルの発火現象
危険現象:発火
乾燥機により発火
アロマオイルが残りにくいタオルを選ぶ
アロマオイルの付いたタオルは、乾燥機で乾かすと発火する恐れが!?
オイルを落とすことは、タオルの酸化臭やじっとりした重さを軽減することだけではなく火災から守るという意味もございます。
オイルを十分に落としきれなかったタオルを乾燥機で乾燥し、放置してしまうと乾燥機の熱で酸化熱が発生し、熱が蓄積され発火に至ります。
乾燥機を使用する際は、乾燥したタオルはすぐに取り出し、冷ますことが重要です。タオルからアロマオイルをしっかりと落とすことは、清潔さやタオルを長く保たせる以外に、火災から身を守ることにつながります。
まとめ。
1-アロマオイルの付いたタオルは、酸素に触れないように漬け置き。
2-アロマオイルの付いたタオルは、洗濯を分ける。
3-乾燥機での乾燥は控える。もしくは、乾燥機からすぐ取り出し、冷ます。
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